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日本は成熟した社会主義国家なの?

日本は成熟した社会主義国家なの?
 
8月30日、旧ソ連の最高指導者だったミハイル・ゴルバチョフ氏(91歳)が亡くなられました。
 
個人的には、東西冷戦を終結させた功労者のイメージや、ペレストロイカ(改革/立て直し)やグラスノスチ(情報公開)という独特のワードが強く印象として残っています。1990年にはノーベル平和賞を受賞してる世界的には評価の高い政治家ですが、現在のロシア国内ではあまり人気が無かったそうですね。
 
ご冥福をお祈り申し上げます。

かつて、ゴルバチョフ氏は、
「日本は、もっとも成熟した社会主義国家だ。」と評したそうです。
 
日本の戦後は、国や官僚主導の政策決定の下で復興を遂げ、その従順で均一な国民性、横並び主義、個人より集団を重んじる文化などが、彼には社会主義的に見えたのでしょう。
そして朝鮮戦争特需とエネルギー革命を背景に、世界でも稀にみる高度成長を実現し、先進国として躍進し、成熟した「社会主義(?)国家」ニッポン。
 
超ザックリで恐縮ですが、
19世紀後半、産業革命を経て、資本主義による経済格差、貧富の差などの弊害を是正する経済思想として、「社会主義が提唱されました。
私有財産制と利潤の追求を止め、生産手段を国有とし、資本家と労働者という対立を無くし、すべての国民が平等な社会を目指す国家。
自由競争に基づく市場経済ではなく、国が主導する計画経済の下、社会主義国家」が生まれました。
しかし、利潤追求の否定は、技術革新を生まなくなり、競争の無い社会では、労働者の勤労意欲はそがれ、生産性は低下し、効率性は失われ、国力も弱体化していきます。
 
おや?
 
ゴルバチョフ氏の言うとおり、
最近の日本を薄っすら感じます。
私だけでしょうか。
 
個人投資家のみなさんは、おそらく資本主義的構造の中で、他人より頑張って、他人より富を築いてやろうという野心を少なからずお持ちかと思います。
 
資本家(持てる者)と労働者(持たざる者)の対立構造の下で、「持たざる者」に甘んじることなく、「持てる者」になってやろう、と!
 
より良い明日のために、より富を築くためには、他人より努力をしないといけません。競争するのだから、そこに格差が生まれます。みんな仲良く平等というわけにはいきません。資本主義って、ギラギラしてるもんです。
 
おっと、
少し熱くなってしまいました。
 
みんなで頑張って稼ごうよ。。。
 
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◆本日の結果

日経新聞ウェブ版)
「やっぱり二番底、来ましたね。今日は米国株の下げへの反応が良かったようです。28000台へ戻れる範囲で踏ん張って欲しいところ。日本企業の業績は悪くはないし、日本にはポストコロナという最終兵器があるはず!」
 
◆本日の私:前日比△272K 
「月初からマイナススタート。商社・自動車・機械関連がダメダメ。」
 
◆本日の売買:
伊藤忠商事 100株 買い増し
・SP500 ETF 100口 買い増し
アドバンテスト 100株 初買い
「ひさびさの衝動買い気味です。気になってた半導体装置関連、手を出してしまった。」
 
・日本製鉄 100株 売り +16%  +31K (一部利確)
「値上げ報道で、日本製鉄がもっと上がると思ったのですがイマイチでした。100株だけ利確して、残りは配当金待ちかな。」
 
◆本日のその他:
配当金入金(12月決算銘柄の中間配当です)
・日本たばこ +23K
花王    +22K