日々精進~闘志満々ダイアリー

投資が面白くなり、これからどうしようか悩む日々

くよくよ悩むな。神様が決めるんだから。~イスラムのお話~

くよくよ悩むな。神様が決めるんだから。

 

株投資なんかをしていますと、毎日、どうして買ってしまったのか?どうして買わなかったのか?どうして売ってしまったのか?と悔やむ日々。でも、先のことなんて判りませんから、仕方がありません。判るのなら、人生そんなラクなことはありませんよね。

(↑ジャカルタ市内の様子。はげしい渋滞風景。)

私、2013年から2017年の間、インドネシアジャカルタに駐在勤務していました。東南アジアの、赤道よりも少し南、イスラム教徒の多い島国です。インドネシアは中東アジアに比べると、マイルドなイスラム教なんですが、宗教文化の違いで、なかなか貴重な経験ができました。

インドネシアってどんな国? - Lifenesia

(↑ジャカルタ情報誌のホームページ)

 

イスラム教と言えば、

1日5回のお祈り、

ラマダン(断食)、

豚肉を食べない等、

日本人から見ると、とても信仰心の深い宗教。

 

当時のローカルスタッフたちも、勤務時間中の決まった時間になると「お祈りに行ってきまーす。」と、毎日必ずオフィスビルの地下にある礼拝室に、お祈りに行っていました。オフィスビル内、みんなが同じ時間帯に移動するもんですから、エレベーターは大渋滞。

 

毎年のラマダン時期では、ひと月弱の間、明るい時間帯は、彼等は一切の飲み食いをしません。さすがに私も気を遣って、オフィスの中では飲み物を飲まないようにしてました。ランチに行っても、いつも混雑するレストランは、窓に黒い幕が張られて、外から見えないようにされており、当然ながら店内はガラガラ。ムスリムの店員の目の前で食べるのは気が引けて、かなり居心地が悪かったものです。

 

 

当時、ジャカルタ市内に「博多一幸舎」という日系ラーメンチェーンがあったんですが、スープは豚骨ではなく、鶏スープ。具材も鶏チャーシュー、餃子も鶏ミンチでした。それでも結構美味しかったですよ。(※エリアによって豚骨を扱う店舗もありました。)

 

と、まあ、いろんな事がありましたが、一番印象に残っている言葉があります。それは、、

「インシャー アッラー



とある取引先の担当者と製品サンプルの提出期限の打ち合わせをしていたとき、「それでは、来週火曜日までに提出してくださいね。」と私がお願いすると、「インシャー アッラー」という返事が返ってきました。

 

アラビア語で直訳すると「神様が望むならば」。

 

「おい!お前のやる気次第だろ?」とツッコみたいところですが、その彼は、いつ、どんなお願いや約束に対しても、

「インシャー アッラー」なんです。

 

ローカルスタッフに、この話をしたところ、笑いながら、「だって、将来のことは、何も判らないでしょ。神様しか知らないよ。明日、交通事故に遭うかもしれないし。」と、説明してくれました。

 

そりゃそうなんだけどねー。

 

ビジネスでは使わないで欲しい言葉です。

たまに、約束した期限を守らないから、余計に腹が立つんですが、逆に、そこまで神様に頼り、神様を言い訳にできる文化を羨ましくも思いました。

 

我々日本人は、何か仕事でミスをしたりすると、自分の不甲斐なさを責めることがありますが、もしも「インシャー アッラー」って言えたら、なんか前向きになれそうな気がします。

 

いつも頼りにできる何かがあるって、きっと幸せなのかもしれません。

 

くよくよ悩むなよ。結果は神様が決めるんだから。」

 

数年に一度、メディアでは、カルト宗教の話題で賑わいますが、どんな宗教にも、計り知れない魅力的なパワーがあることは確かなようです。

 

今度、株投資で、やらかしてしまったら、

「インシャー アッラー」と言ってみようかしら。

 

あ、早速!?

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実録!ヤバい不動産投資勧誘電話の話

これは、私が経験した不動産投資の勧誘電話の中でも、相当ヤバい奴のお話です。



職場には、頻繁に、さまざまな営業電話が掛かってきます。その中でも、管理職をターゲットとした不動産投資の営業電話は、一度、繋がってしまうと、話も長くなり、とにかく執拗で、断るのが面倒臭いんです。

 

その日も、職場の女性スタッフから、電話取り継ぎの声掛けがありました。

女性ス:「○○所長、ABC(仮名)の山田様(仮名)からお電話です。」

私:「ABC?・・・」

現状で取引のある会社名ではないので、きっと売り込み電話であることは察しました。会社の固定電話には、ナンバーディスプレーが付いているのですが、いまどき珍しく「非通知」と表示されています。かなり怪しいのは確かです。

私:「はい。お電話代わりました。」

山田:「ABCの山田と申しますが、所長様でいらっしゃいますかぁ?」

私:「あ、はい。どのようなご用件でしょうか?」

山田:「管理職の皆様を対象にした、ライフプランのご紹介でして、、、従業員のみなさまの福利厚生施設にもご利用できるマンション経営のご案内で、お電話差し上げましたぁ。まず、先に、お名前を伺ってよろしいでしょうかぁ?」

私は、この時点で、いつもの不動産投資関連の営業電話だとウンザリしていました。

私:「あのぉ、すみません。そのような内容には、興味がございませんので、結構です。失礼します。」

と、私が、早々に電話を切ろうとすると、

山田:「ちょ、ちょっと待ってくださいよぉ。とても良いお話なので、ぜひ・・」

と、山田は電話を引き伸ばそうとします。

私:「いや。まったく興味がないので、必要ありません。失礼します。」

ガチャ!

私は、話の途中で、いわゆるガチャ切りしました。

すると、なんと!?ものの数秒後、また会社の電話が鳴りはじめました。

女性スタッフが、また電話応対して、

女性ス:「○○所長。また、ABCの山田って人からなんですが。。。」

当然、その女性スタッフも困惑気味です。この時点で、私自身も鳥肌ものです。これは相当ヤバい奴だな、と確信しました。私も身構えて、強めの口調になっていたと思います。

私:「もしもし!何でしょうか?」

山田:「どうして突然切るんですかぁ?まだ、お話が済んでないじゃないですかぁ。」

私:「いや。まったくお話に興味がないので、必要ありません。」

山田:「まだ、ちゃんとお話しもしていないのに、なぜ興味がないって判るんですかぁ?詳しい話を聞かないと、判らないですよねぇ?」

私:「必要ありません。失礼します。」

ガチャ!

2度目のガチャ切りです。

すると、当たり前のように、数秒後、また掛かってきます。電話機の表示は「非通知」です。

さすがに、女性スタッフを制して、私自身で受話器を取りました。

私:「何度も何度も、必要ないと言ってるじゃない。もう電話を掛けてこないでください。」

山田:「どうして、ガチャ切りするんですが?僕が何か悪いことをしましたか?話もろくに聞かないで、電話を切るなんて、会社として、おかしいじゃないですかぁ?」

ABC山田をヤバい奴とも知らず、逆ギレさせてしまったようです。私も冷静さを欠いていました。

私:「もう掛けてこないでください。失礼します。」

ガチャ!

数秒後、また電話がなり始めます。

 

その日は、こんなやり取りが5回ほど続きました。もうオカルト映画のようです。これでは、仕事になりませんし、かなり気味悪くなり、女性スタッフにお願いして、一旦、私は外出したと居留守を使い、その日は、もう電話は掛かってきませんでした。

 

翌日も、また、ABC山田から、かかってきたそうですが、女性スタッフが気を利かせて、出張中だと応えてくれたそうなんですが、

山田:「所長さんは、いつ出張からお帰りですか?」

と聞いてきたそうです。女性スタッフは、よく判りませんと答えたそうです。そんな電話が翌日も掛かってきたそうで、さすがに、その話を聞いて、居留守は通用しない、と観念しました。

 

そこで、よくよく考えた挙句、「管理職本人に繋がない」対処法を実践しました。

 

女性スタッフには、次回、ABC山田から掛かってきたときは、「別の担当者に代わります。」と言って、私に電話を回すように指示しました。

 

その翌日、女性スタッフから、電話の取り継ぎがありました。

女性ス:「○○所長。また、ABCの山田様なんですが。『別の担当者に繋ぎます。』と言ってあります。」

 

私:「もしもし。お電話代わりました。」

山田:「あ、所長様でいらっしゃいますか?」

私:「いえ。違うのですが、、、。申し訳ございませんが、どちらへのお電話でしょうか?」

私は、別の担当者になりすまして電話対応します。ABC山田も1日に何百件と電話してるでしょうから、3日前の私の声なんて覚えてはいないようです。

山田:「先日、そちらの所長様にお電話したのですが、お話の途中だったもので。所長様はお席にいらっしゃいますか?」

私:「あぁ。所長宛てのお電話でしたか。大変失礼ですが、会社名とお名前をもう一度お願いできますでしょうか?」

山田:「ABCの山田と申します。」

私:「ABCの山田様ですね。今回はどのようなご用件でしょうか?」

山田:「ですから、先日の、所長さんとの話の続きなんですけどぉ。所長様をお願いします。」

私:「申し訳ございませんが、ご用件を伺ってもよろしいでしょうか?」

山田:「だから、所長さんと話の続きをしたいんですよ。」

私:「大変申し訳ございません。用件が判らないお電話は、お繋ぎできない社内のルールになっておりますので、ご用件をお伺いしてもよろしいですか?」

山田:「エリアの営業担当が変わったご挨拶のお電話なんですけどぉ。」

私:「どのような商品サービスをお取り扱いの会社様ですか?」

山田:「えーとぉ。ライフプランのご紹介なんですけどぉ。」

私:「そのご用件で、弊社の所長宛てへのお電話ですか?」

山田:「はい。そうです。」

私:「大変申し訳ございませんが、そのような用件で、社員個人宛ての営業電話は、一切、お取り継ぎできない会社ルールになっておりまして、お繋ぎできかねます。申し訳ございません。」

山田:「この前は、取り継いでもらいましたけどぉ。」

私:「申し訳ございませんが、会社のルールですので、お繋ぎできないんです。大変申し訳ございません。」

山田:「そうですかぁ。。。わかりました。」

私:「それでは、失礼いたします。」

終了です。

 

その後、ABC山田から掛かってくることはありませんでした。もし掛かってきたとしても、私は所長ではない誰かになりすまし、所長に取り継げない社内ルールを盾に、申し訳なさそうにお断りするのです。

 

その後も、ABC社からは、何度か別の担当者から掛かってくることはありますし、不動産投資の勧誘電話は、別の会社からも、よく掛かってきます。手法は似たり寄ったり。

たまに、ヤバイ奴もまだまだいます。

取り継がないと暴言を吐いたり、罵声を浴びせながら電話を切る奴もいます。所長に取り継がない事を、まるで大問題かのようにまくしたて、本社経由で所長に通報してやるぞ、と脅してくる場合もありました。私自身がその所長なのにね。

 

それらの会社名と「不動産投資」でネット検索すると、企業ホームページは実在し、それなりの不動産事業を展開している会社が多いようです。

また、掛かってきた電話番号をネット検索すると、いろいろ口コミが出てきます。私と同じように、みなさん不愉快な思いをされているようですね。

 

以上、ヤバい奴のお話でした。

みなさん、お気をつけください。

 

 

 

100年長期投資リレーって〜相続する?〜

100年長期投資リレーって〜相続する?〜

 

先日、新聞に載ってた記事で

「 世代をつなぐ100年長期投資リレーの可能性」

というタイトルのものがありました。



要するに、次の世代に含み益のある投資信託を、 現金化せずに相続し、家系継承していくという話です。 自分の代だけでなく、子供そして孫へ、 100年スパンの投資信託です。

 

欧米には、世代を超えた投資信託資産のバトンリレーにより、 莫大な財を成した大富豪ファミリーがたくさんいるのだとか。「 大富豪ファミリー」なんてキラキラなワードです。

 

よく言われるとおり、投資信託では、長期・分散・積立で、 期間が長ければ長い程良いとされています。 10年間もコツコツ続ければ、 まず負けることは無いのではないでしょうか。

それが、 世代を超えて100年間、継承するわけですから、 その複利効果は凄まじい数字になりますね。

 

気になったので試しに、簡易計算してみました。

 

まず、単純に、投資元本100万円で、年利4%、 100年間での複利用効果は?

元本100万円に、100年間で利息が約4,950万円ついて、 投資元本の50倍です。

 

次に、月々1万円の積立として、年間12万円、年利4%で、 100年間の長期積立での複利運用効果でおいくらでしょうか?

100年間の積立元本は、

10,000円 ×12か月×100年=1,200万円

これに、利息が、1億4,245万円も付いて、

資産総額は投資元本の12倍です。

 

いずれも、50年と100年での倍率とを比較してみると、 100年スパンの凄さがよく判ります。 やっぱり複利効果x時間のパワーは絶大ですね。

 

遺言書に代々、積立を継続するよう書き残し、100年に渡るバトンリレーに挑戦する価値はあるかもしれません。

 

一般的に、投資をされてる皆さんは、 子供世代への相続までお考えなのでしょうか?

 

 

私も積立投資信託株式投資をしてはいますが、 子供に引き継ぐことは考えたことはありません。

 

リタイア後も投資活動は、趣味半分で継続していくつもりですが、 ある程度の年齢で目途をつけて、 すべて現金化するつもりでいます。いろいろ手を出していますが、 それぞれの出口戦略も考えないといけませんね。

 

 

率直に言って、

私は、面倒なものを、子供に残したくありません。

 

私は転勤族で、我が家は、いつ引っ越ししても良いように、 いつも身の回りはシンプルにして生きてきました。 引っ越すたびに断捨離です。

 

私にとって、

忘れられないエピソードがあります。

 

うちの子供が、小学校低学年のころです。当時アパート暮らしで、 部屋の中でスーパーボールで遊んでいました。当然、ボールは、 予想しない方向に跳ねていきます。そのうち、 スーパーボールがキッチンの電子レンジ台の下に、 コロコロと転がって入ってしまいました。

 

私:「あららー。入ってしまったねぇ。もう取れないよー。」

少し意地悪に言いました。

 

すると、

 

子供:「いいよ。次の引っ越しの時に取れば。」

 

絶句して、

涙が出ました。

 

当時、子供は7-8歳くらい。 生まれてから4か所目の住まいでした。当然のように、 移り住むことを受け入れていること、悲しい転校の別れを含めて、 小さいながらに理解していたのです。

 

私自身は、 高校生までの18年間、ずっと実家暮らしでしたので、私とは、 まったく異なる感覚で、いろいろ感じ、考えて、 生きているんですね。

 

今でも、この時のことは、忘れることができません。

 

そんな子供もすでに大学3年生で、 都内で一人暮らしをしています。多分、 もう一緒に暮らすことは無いでしょう。 今の一人暮しのアパートは、生まれてから数えて、 もう8か所目の住まいです。

 

もちろん、 実家や地元という概念がありません。だから出来るだけ、 相続とかお墓とか家系にも縛られず、 自由に生きていってほしいと願っています。

 

いずれは相続という話になるんでしょうが、 出来る限りシンプルな形で、預貯金だけが理想です。

 

 

おっと、

その前に、私の父親からの相続が、まだでした。

今年、亡くなった母の相続手続きもこれからというのに。

 

これはこれは、フライングです。

ちょっと気が早い

それが50代ってやつですね。

elton-investor.hatenablog.com



 

 

 

(続)節約も大事だけど、お墓を買いました

「資産形成のためには節約が大事」と常々言っておきながら、

お墓、買ってきました​!

(続編です。) 

elton-investor.hatenablog.com

 

 

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昨年2月に、母が亡くなりまして、1月末に一周忌法要を済ませてきました。寒い時期を避けて、遅ればせながら、今春に墓石を​建立することになっております。

 

週末の土曜日、実家へ日帰りで帰省し、父と姉2人と一緒に、4人で石材店へ。事前に店にはアポイントは取ってあります。

墓地には、業者登録している石材店が幾つかあります。その中から 実家の父が選んだのは、隣町にある老舗店。特に古い知り合いではないみたいですが、私もよく知っている大きな古いお店です。


1.墓地区画
 

我が家の場合、墓地区画は、すでに父が購入していました。今回、その墓地区画の証書を見たら、購入したのは昭和50年。当時の購入価格は、135,000円。

昭和50年当時の大卒初任給が、89,300円ですので、 今でいうと40万円くらいでしょうか。 現在の周辺の墓地価格を調べてみましたが、 現在の貨幣価値に換算しても、若干安いくらいで、メチャクチャ安い、 というわけではないようです。

という訳で、​我が家は、墓地区画はあるので、​今回は「墓石だけ」の購入です。

 

​2.決定権、我が家の場合
 

昨年の通夜葬儀からもそうでしたが、私自身は、全く儀式とか伝統 、宗教にこだわりが無いので、実家の父と姉たちが納得するよう、 反応を見ながらの判断になります。

表面上の喪主・施主は私なのですが、 家族のコンセンサスを取るのも大事な仕事です。ちなみに墓石購入のコスト負担、建立者は私です。

 

高額の買い物なので、私一人で買うのであれば、 相見積を取るところですが、昔気質の父の場合、「一本勝負で、 値切り勝負」なのは分かっているので、その辺はすでに諦めています。

特に、父にとっては「自分自身も入る墓」なので、​意気込みが違います。​今回の最終決定権は父​なのは、我が家でも暗黙の了解​。

 

さて、石材店に着いたら、軽く経緯の説明などしながら、用紙に名前や連絡先、宗派、墓地、建立予定日などなど、 基本情報を書き込み、打ち合わせの開始です。古くから墓地に出入りしている業者さんなので、現地の地図や名簿なども持っていて慣れています。話が早い。

 

3.巻石

 

初めに、巻石の話になりました。

巻石とは、墓地の区画の枠、境界線の石のことです。この巻石も、良い石材に替えて作り直す家もあるそうなんですが、 我が家の墓地区画は、既存のコンクリート材のものがあって、もしこれを作り直すと、施工期間もかかるし、お金もかかります。

と言う訳で、我が家は、既存の巻石をそのまま流用します。

下の写真が我が家の現在の墓地区画。左斜め奥の墓の巻石が艶っぽ い良い石なのが分かります。お隣さんは、良い石で作り直したんですね。

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4.サイズ・形状・仕様
 

そして、サイズです。

店側の話によると、私の実家あたりでは、客層の6割以上が「8寸サイズ」だそうです。メインの墓石の幅が8寸(約24センチ)です 。全体の墓の高さは125センチくらい。

他にも大きな「9寸」「10寸」があるそうですが、あまり数は出ないそうです。

墓場で目立ちたくもないし、とにかく普通でいいと思っているので 、我が家も「8寸サイズ」を選択しました。

形状、仕様などを、展示品サンプルを見ながら決めます。

特にこだわりも無いので、 店側に言われるまま、オーソドックスなものにしました。下の写真が、その8寸の展示品。我が家は、この形状・仕様にしま した。石は、この写真とは違います。

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5.「石」
 

​さて​、問題の「石」です。

費用的には、こいつが最大のポイントです 。その石材店には、80種類の石があって、 いくつかサンプルを見せてもらっては、 概算金額を教えてもらいます。

以下の金額は、石材、加工費、施工費など、すべて込みの価格( 税抜き)です。

 

国産最高級品の、「庵治石(あじいし)」だと、400万円。一応、サンプルを見せてくれます。四国の超有名な石だそうですが 、まあ参考程度です。特別な石材だと、納期も延びてしまうそうです。

庵治石振興会/墓石/石材/香川県庵治町 | 庵治石とは

次に、私の実家あたりでは一番よく売れているというオーソドック スな御影石で、茨城県産の「真壁石の小目」が、150万円。石材の在庫も豊富にあるので、納期的にも短くて済みます。​

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「小目」と言うのは、目が細かいという意味で、どうやら、 石の目が細かければ細かい方が、墓石としては良いらしいです。サンプルを見比べてみると、なんとなく判ります。

そして同じ「真壁石の中目」(少し目が荒いもの)で、 135万円。

 

最近は、中国産の石材を使うことも多いそうです。「中国産の御影石」で、115万円。見た目には、150万円の​国産​真壁石とほぼ変わりはありませんが、 目の細かさが微妙に違います。​墓地に建ててしまえば、おそらく、その差はわからないと思います。​

(下の写真の、上段が中国産、下段が国産。中国産の方が、 石の目が少しボンヤリしています。)

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しかし、私の隣に座る「ザ・昭和一桁生まれ」の父をチラリと見る と、案の定、中国産への反応は悪し。眼中にありません。やはり、中国産はムリそうです。

その後も、いろいろと石のサンプルを見せてくれますが、 色目を見て、値段を聞いてもピンと来てない様子。隣で父の様子を 眺めていると、150万円のサンプルに惹かれている雰囲気です。典型的な日本人の発想。「中の上」好み。

 

この辺りになると、店側の営業トークも、先の真壁石の150万円か?135万円か? という勧め方になってきました。

私自身は、お金を出すだけで、全くこだわりがありません。ただ、 予算的には、おおよそ200万円くらい​を想定していたので、 ここまでは想定内の展開​。​

黙って戦況を見極めます。

あとは、父と姉たちが、納得すれば、それで良し。

 

そうこうしていると、思ったとおり、父が、150万円のサンプルを指差し、「これでい いんちゃうか?どや?」と聞いてきます。

「ええと思うよ。」と頷く私。

隣の姉たちも横で、ご納得の様子。

はい、決まりです!

 

この後は、お約束の「ちょっと負けてーな」という父の関西人らしい 泥臭いやり取りの末、店側が消費税分を値引きして、税込みで150万円で落ち着きました。

真壁石(小目)の8寸サイズ、

1,500,000円也。

加工費、施工費すべて込み込みです。

 

墓石の開眼供養の日には、石材店も立会いして、手伝ってくれるそうで、当日、何をどうするのか私たちは何も知らないので、助かります。


6.詳細確認
 

その後は、墓石に彫る文字などの細かい確認です。

・正面の表示は、「〇〇家之墓」でいいか。

 「南無阿弥陀仏」とする家もあるとか。

・故人の戒名、俗名、享年、命日。

・建立者の名前。

・家紋。

・名前を彫る位置などの確認。

その他にも、

・命日の日付の後に付ける漢字を「没」「亡」「寂」「往生」など から選択。

我が家は「往生」を選択。

・亡くなった年は、「行年」か「享年」か。

我が家は、「行年」を選択。

・年齢表示は、「歳」か「才」か。

我が家は、「歳」を選択。

・彫った文字に入れる色。

故人の名は紺色。

家紋は白色。

生きている父や建立者の名前は赤色。

などなど、細かい仕様の確認をしました。

 

その他にも、墓石の開眼供養の儀式の段取りや、 準備する物なども教えてもらい、店での滞在時間は、1時間半くらいでした。

 

 

7.今後の流れ
 

ほぼ発注は確定ではありますが、正式には、 店側が墓地の現地確認をしてから、原寸大の文字のデザインや図面 ・見積書類を提示してもらうまで、約7日から10日間。それらを確認した上で、正式発注と​なりま​す。

墓地への​据え付け工事については、石材店から直接墓地の管理事務所へ申請手続きをしてくれるそうです。

​​​​​

石材店によると、4月中旬頃までには建立可能とのことなので、ゴールデンウイークの私の帰省時期に合わせて、 墓石の開眼供養と納骨ができるように、お寺にも日時の予約アポを取りました。

 

墓地での「納骨」作業は、 墓地の作業スタッフが行うルールらしいので、 墓地の管理事務所にも日時を予約しておきました。

 

ちなみに、我が家は、お墓が無く、納骨をしないまま、一周忌法要 まで終わらせてしまいましたので、少し変わった順序です。

お墓がある場合、一般的な納骨は、四十九日法要の後または、 一周忌法要の後に、納骨式を行うことが多いようです。

 

今回の我が家の場合は、「法要は無し」ですので、 墓石開眼供養と納骨は、こじんまり「近親者のみ」で行います。

 

ちなみに、墓石開眼供養・納骨のお布施は、40, 000円を予定しています。(30,000円+車代5,000円+粗飯料5,000円)

 

墓石の開眼供養は「祝い事」なのだそうで、お布施の袋は「赤白」 なんだとか。不思議な感じです。

 

兎にも角にも、また一歩、進みました。

 

8.他人の正解は、あなたの不正解
 

今まで記したのは、私の実家のケースであって、他の家では違うか もしれません。

このような葬祭関連の話は、なかなか経験しないことなので、 判らないことばかり。地方や地域、宗派、お寺、家によっても、やり方が「 まったく違う」ので混乱の連続です。同じ地元でも、お寺と葬儀屋で言うことが違うこともあります。

とにかく現地の情報を集めて、家族と相談して、 判断するしかありません。

 

現地のお寺や葬儀屋は、「当たり前」のようにドンドン話を進めていくので、一つ一つ、「無知」を最大の武器にして、細かく質問してクリアにしていきましょう。知ったか振りはいけません。

特に、葬祭関連のネット検索結果だけで済ませないこと!たくさんネット記事は溢れていますが、あくまでも「参考程度」にしましょう。

 

同じ国でも、驚くほど違いますからね。

他人の正解は、あなたの不正解。

次回へつづく。。。

 

​​​​​​​

 

他人の正解は、あなたの不正解〜葬式・お墓のお話~

昨年、母が亡くなり、この1年間ほど、 葬祭関連のイベントを少しずつ進めております。振り返ってみると、 いろいろと地域差、宗派の差などを感じることが多かったことが、とにかく印象的です。

 

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と言いますのも、私の奥さんは静岡県出身で、約20年程前に、 義祖父の葬儀がありました。当時は、私たち夫婦も静岡に住んでいたので、私自身も葬儀に参列し、 親族としてお手伝いを経験しました。

 

そういう私は現在52歳。18歳で奈良県の家を出て、かれこれ34年間、 地元を離れて転勤族をしているので、 地元の葬式をほとんど知りません。

仕事上で葬式に参列したり、葬儀受付のお手伝いしたのは、 静岡県と関東圏がほとんど。

だから、静岡の印象が強かったんです。

 

そして今回、そんな私が、 実母の葬儀で喪主を務めることとなったわけです。当然ながら、場所は私の出身地、奈良県の田舎町です。

 

いろいろと準備を進めていると、初めてのことばかりなので、私の奥さんに相談したりするのですが、

「えぇ!?そうなの!?」

という認識のギャップが多いことに驚きます。

いくつか事例を挙げてみましょう。

 

1.条件

(私)奈良県中部・浄土宗(今回初めてお寺と付き合いが始まる)

(妻)静岡県東部・日蓮宗(古くからお寺との付き合いアリ)

※注意点:これらは、「私の家」と「妻の家」の比較であり、 その地域や宗派すべてを代表するものではありませんので、くれぐれも ご注意ください。

 

2.喪主挨拶

 (私)挨拶を準備して行ったら、葬儀当日、司会者に「え? します?しない家も多いですよ。」と。

結局、挨拶することにしましたが、「挨拶無しの前提」で、 打ち合わせが進むので、司会者と話が嚙み合わず、混乱しました。

(妻)形式上、はじめに喪主は挨拶くらいするでしょ?(確かに静岡の義父は、何か挨拶してましたね。)

 

3.通夜葬儀


 (私)葬儀・火葬の後に、初七日法要 で終了。四十九日は別途。

(妻)葬儀・火葬の後に、初七日法要、その後に四十九日法要 とまとめて一気に終了。一日にまとめるケースが多いそうです。

 

4.中逮夜法要
 

(私)命日から3週間後くらいに「中逮夜」法要を営みました。命日から四十九日までの中間くらいに、ということなんでしょう。お寺が自宅に来て、読経するだけです。

お寺に言われるままに法要をしましたが、やらない選択もあった気がしています。

(妻)中逮夜?何それ?初めて聞いたよ。かなり、レアな法要なのかもしれません。


5.四十九日法要
 

(私)命日から7週間後くらいに「四十九日(満中陰)」 法要を営みました。

それなりに親戚を呼ぶので、民間の斎場を借りて、祭壇を組み、 お寺が読経します。法要後、親戚と会食しました。

(妻)葬儀と同じ日に済ませているので、必要ありません。

 

6.百箇日法要
 

(私)命日のおよそ100日後に「百箇日」法要を営みました。 お寺が自宅に来て、読経するだけです。こちらも、お寺に言われるまま。やらない選択もあった気がします。今思えばですが。

(妻)何それ?初めて聞いた。そんなとこまでやるの?

 

7.お骨
 

(私)火葬後の骨上げ時に、「本骨(のど仏)」と「胴骨( その他の骨)」の2つに分けます。「本骨」は白い小奇麗な巾着袋に入っています。「胴骨」は、 一般的な陶器製の骨壺に入れます。

(妻)火葬後の骨上げ時に、 陶器製の骨壺1つにまとめて入れます。

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8.香典袋
 

(私)黄白色の水引の袋(地域特有だそうです。)

(妻)白黒の水引の袋(一般的です。)

関東と関西とでは水引が異なる〜香典を包む不祝儀袋を解説 | お墓きわめびとの会ohakakiwame.jp

 

9.納骨
 

(私)お骨を骨壺から出して、 白い布に包んだ状態で墓の下へ入れ、骨を土へ返すのだそうです。空になった骨壺の処分は、墓石屋が引き取ってくれます。

(妻)骨壺のまま、墓石の下のスペースへ収納します。土に返しません。

地域ごとに異なる納骨の慣習 - 日本最大級のお墓総合ポータルサイト「みんなのお墓」www.minnanoohaka.com

 

10.墓石
 

(私)墓地は、グレー色の石材が多数派。実家の墓地へ行ったときに、景観の違いに驚きました。静岡の墓地に見慣れていたので、白く感じました。

(妻)黒い御影石が多数派なんです。墓地のほとんどが黒御影石。これは地域性があるようです。

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11.お墓の線香
 

(私)墓石に線香立てがあって、「垂直」に立てます。

(妻)墓石に線香を「横」に寝かせて置く入れ物があります。

 

 

今、思い出せるだけでもこれだけあるんですから、おそらく細かいところを探せば、まだまだあるんでしょう。

どちらが正解という訳ではありませんが、同じ日本の風習でも、 地域や宗派、家ごとに「全然違う」ということです。

私たちの知らない他の地域では、 もっともっとバリエーションに富んでいることでしょうね。

 

まぁ、正月のお雑煮 と一緒です。

郷に入っては郷に従え。

ところ変われば品変わる。

地域文化の違いを体感できる貴重な経験ですね。

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ちなみに、我が家のお雑煮は、

丸餅、白味噌、そして餅は「きな粉」で食べますが、何か?

 

 

節約も大事だけど、お墓を買います

「資産形成のためには節約が大事」と常々言っておきながら、高い買い物をすることになりました。

 

この週末、お墓を買います!

 

実は昨年、母が亡くなって、先日一周忌法要を済ませてきたところです。田舎の葬祭関連は、「節約」などとは言ってられません。

昨年から「お寺」 との付き合いが新しく始まっています。

私の父が次男の分家なので、今まで我が家には、 お墓も仏壇もありませんでした。そこでこの機会に、 実家から歩いて3分くらいの近所のお寺さんにお願いすることになったわけです。

ご存知の通り、お寺とのお付き合いには、何かにつけて「お布施」 が必要になってきます。

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要は、仏さんに「お経」を上げてもらって、 短い説法を聞くことへの「労務サービス料」です。

領収書の出ない、現金払い。

(どういう会計処理をしているんでしょうね。)

全国一律の「お布施」価格表があるわけではないので、 金額を決めるのが悩ましいんです。

地域や家、宗派、お寺によって全然異なるそうですが、以下が、 この1年で私がお支払いしたお布施です。

 

①昨年2月初:通夜・葬儀 400,000

(2名分 導師300,000+脇導師100,000)

②2月下旬:中逮夜 10,000(※注1)

③3月末:四十九日法要 40,000(※注2)

(お布施30,000+御車代5,000+お食事代5,000)

④5月中旬:百箇日 10,000(※注1)

⑤8月中旬:初盆 5,000

⑥10月初旬:仏壇開眼供養 10,000

⑦今年1月末:一周忌 40,000

(お布施30,000+御車代5,000+お食事代5,000)

 

現時点は、ここまで①~⑦。

約1年間で総額 515,000円。

なかなかの金額です。

 

※注1:この2つは、あまりメジャーな法要ではないそうですが、 我が家はお寺の言われるまま来てもらいました。 自宅で読経していただくだけです。

※注2:葬儀後に初七日法要とまとめてする場合もあるそうです。

 

そして、GW休みには、お墓が建つので、「⑧墓石の開眼供養と納骨式」を行います。2つセットで、お布施を幾らにするのかは、思案中ですが、30,000円でしょうか?

 

という前に、お墓購入が幾らになるのやら・・・。

 

ネット調べの相場では100~350万円とのこと。

教えて!墓石の価格、お墓の値段www.boseki.net

そして、毎年8月になったら、またお盆。

来年の1月下旬に、三回忌。

そのあとも、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、 二十七回忌、三十三回忌・・・・・・と続いていきます。

どこまでやるか、どんな規模でやるのかは、人それぞれ。

 

私自身は宗教心が無い「罰当たり」を自覚しているのですが、実家がまあまあの田舎で、父や姉たちも地元に根付いた保守派ですので、 伝統を重んじた価値観を持っています。

 

私がコストを負担するからとは言え、私の一存で、「節約」なんてできません。何においても、父と姉のコンセンサスを取って粛々と進めております。

 

しかし、お墓、お寺、将来的にどうするか・・・。

私は地元を長く離れているので、悩ましい問題。

もう他人事じゃないなぁと、思っています。

とりあえず、

お墓、買ってきます。


 

投資に必要なものとは?

投資に必要なものとは?

 
おかげさまで、浮き沈みはありますが、投資を始めてから運用成績は良好です。
2022年は+2,500Kが見えてきました。
 
とは言いましても、良好の基準もさまざまで、株クラのモンスター級投資家さんから見れば、私の利益なんて鼻クソみたいなもんです。

そんな鼻くそ投資家の私が考える、投資に必要なもの とは?

①時間

投資においては、なんとなく行けそうな銘柄やタイミングを探っては、買いに向かいますが、贔屓目に見ても、単純な勝率は6割前後ではないでしょうか。
 
当然、勝ち負けにも、それぞれ金額の大小が伴うので、小さく負けて、大きく勝てれば、勝率6割でも、運用成績としては優秀なものです。
さらに大事なのが、この勝率6割でも、1か月、3か月、半年、1年と長期保有していると、株価が上昇に転じて、勝率が上がると言うことです。
私の場合でいうと、過去1年半の売買実績で、売却した74銘柄のうち、損切りは14銘柄。
銘柄数だけで見れば、勝率81%です。そして差し引きでの利益金額は、+1,955Kのプラスです。
 
現在保有中の銘柄では、29銘柄のうち、含み損の銘柄は12銘柄。
ここでは勝率59%と残念な状況ですが、保有29銘柄全体での含み益は、現時点で+555K。
10日ほど前であれば、銘柄勝率9割超で、+1,000K以上はありましたので、利益は時間と共に変化します。
 
「時間」の力は大きく、私の判断力による「勝率」を力強く押し上げてくれるわけです。
 

②度胸

やっぱり投資には、銘柄選定のための「銘柄分析」や「チャート分析」などの「ノウハウ・知識」は必要なんじゃないの?
もちろん最低限必要ですが、私は「補助的なもの」だと考えています。
 
高値掴みしないように、大きなキャピタルゲインを期待して買い向かうとき。
ほとんどの「買い場」のケースでは、下げている相場だと思います。そんな時は「まだ下がるかもしれない」という不安は必ず伴います。
そこで勇敢に買い向かえるかは、結局「度胸」です。
 
リスクの無い投資はありません。
「下がるかもしれない」相場に飛び込む「度胸」は必須です。
そして「ノウハウ・知識」は、その「度胸」を後押ししてくれます。
 
いくら「ノウハウ・知識」が豊富でも、「度胸」が無い人には投資はできませんから。
まず「買う」ことができるか、できないか。この境界線は大きい。
 

③リスク許容度

要するに「どれくらいまで損失しても大丈夫か?」
極端な話を言うと、「1円の損失も嫌だ」という人は、リスク許容度ゼロ。つまり、投資すらできません。
そんな人が、どうにか投資を始めても、損失が出た時点で、きっと退場することでしょう。
 
リスク許容度が高い人ほど、投資リターンは大きくなります。
以下の2人のうち、どちらがリスク許容度が高いか?
Aさん:マイナス1,000円までなら許せる人。
Bさん:マイナス100万円までなら許せる人。
言わずもがなです。
 
「リスク許容度」には幾つかの要素が含まれます。
 
まず、「資産総額」。
大きい資産を持っていれば、投資に回せる金額も大きくでき、リスク許容度はアップします。
「投資は余裕資金で」と言われる所以です。
 
次に、「収入」
それなりに毎月の収入があればあるほど、継続的に投資に回せる資金が捻出できるので、リスク許容度はアップします。
収入とは逆なのですが、家計をコントロールできない浪費家の方には、投資はできないと思います。
 
3つめ、「家族」
お子さんが小さいうちは、教育資金を確保しないといけませんので、投資には不利です。各ご家庭のライフステージによって、リスク許容度は大きく変わります。逆に、独身であれば、投資に対しては自由に独断で決定できますので、許容度は高いと言えます。
 
4つめ、「性格」
これは先述した「度胸」にも通じるのですが、損失に対する「精神的な」リスク許容度は、人それぞれです。
1万円の含み損でも、心を痛めるのであれば、投資は辛いものになってしまいます。
100万円の含み損でも、「まぁ、なんとかなるでしょ」と考えられれば、リスク許容度は高くなります。
 
5つめ、「経験」
上記の4「性格」によるリスク許容度を、成長させてくれるものです。
投資を始めた頃に持っていた「損失に対する辛さ」は、経験により徐々に薄まります。誰しも、投資経験を積むうちに、リスク許容度は少しずつ高まります。経験を通して、「ノウハウ・知識」も自然と積み上がって身についていきます。
あの始めた頃のドキドキ感は、どこに行ったのやら。。。
 
この他にも、
成功した投資家さんが口を揃えて言うことは、
「相場に留まり続けて、投資を継続すること」。
これも、とても大事だとは思いますが、まだその領域には辿りついておりません。
 
鼻クソみたいな利益を転がして、
大きな鼻クソにしてやるぞ!